省エネポータルサイト:物価高時代を生き抜く知恵

最近、食料品や日常品の価格が続々と上昇しています。特にエネルギー費用の上昇は深刻で、石炭やLNG(液化天然ガス)を使用する電力の価格も上昇傾向にあります。例えば、東京電力の2022年7月の平均電気料金は前年比で約1900円増加し、8871円になっています。さらに、電力の供給と需要のバランスが厳しくなり、政府は全国的な節電を呼びかけています。

家計の負担を軽減し、停電などの予期せぬ事態を避け、地球温暖化対策を進めるためにも、省エネと節電の重要性が高まっています。具体的な方法については、経済産業省・資源エネルギー庁の「省エネポータルサイト」で詳細が紹介されています。

省エネ補助金の情報なんかも掲載されるのでたまにアクセスしてみてください

まず、家電製品の消費電力を把握しましょう。夏期の電力消費割合は、エアコン、冷蔵庫、照明、調理、給湯器の順で、これらの家電が全体の約3/4を占めています。冬期はエアコンと冷蔵庫が同じ割合で、その後に給湯器、照明、調理が続きます。これらの家電の節電に焦点を当てることが重要です。

例えば、夏のエアコンは室温を28℃に設定し、フィルターは月に1~2回清掃すると良いでしょう。冷蔵庫は食品の詰め込み過ぎを避け、温度設定を中程度にすることが推奨されます。照明に関しては、白熱電球をLEDに交換し、点灯時間を短縮することが効果的です。

このポータルサイトでは、これらの省エネ措置の電気料金節約効果を年間で示していますので、ぜひ参考にしてください。

家計の節制をするのであれば、変動費ではなく固定費から見直しをしましょう。変動費は食費や交際費など月によって変わる費用。逆に固定費は、光熱費や携帯代金など一定額が固定されている費用です。毎月定額で払う固定費を見直す方がストレスなく効果も大きいです。

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