保険金給付請求をする上で知っておきたいこと

医療保険に加入していても、契約内容を完全に把握している人は少ないでしょう。請求時に困らないためにも、保険金を受け取れるかどうかの確認方法を知っておくことが重要です。チェックポイントをご紹介します。

病気の保障範囲

医療保険だからといってなんでもかんでも給付されるわけではありません。特に特定の体の部分の病気については保障されていませんよと言うものもありますので注意しましょう。

  • 「特定部位不担保」などの記載はありますか?

医療行為の保障範囲

日帰り入院の定義や対象手術の範囲などをしっかり確認しましょう。商品のよって結構内容が異なりますよ。その他、通院保障もチェックしておくと良いでしょう。

  • 保障内容の「手術」に「日帰り手術」は含まれていますか?
  • 入院前後の「通院」保障がありますか?

高額療養費制度についても理解しておきましょう

高額療養費制度は、公的医療保険が適用される診療に対し、一定額を超えた自己負担額を支給する制度です。しかし、制度の対象外となる項目もあるため注意が必要です。

  • 食費や居住費
  • 差額ベッド代や先進医療にかかる費用

診断書・診療明細書の記載内容を確認する

病院での治療が終了したら、領収書に手術代が含まれていることを確認し、病院に診断書を依頼しましょう。受け取った診断書には病名がきちんと書かれていることを確認しましょう。

保険金請求を逃さないためには、診療明細書で治療内容を確認する習慣を持つことが大切です。

  • 診断書に治療内容が詳しく記載されていますか?
  • 診療明細書に「治療」「手術」などの記載がありますか?

最後に

保険金請求に必要な正確な診断書を受け取り、無事に保険金を受け取ることができました。入院には多くの注意点がありますが、日頃から準備をしておくことが大切です。加入中の医療保険の保障内容を確認し、いざという時に備えましょう。

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