医療保険に入りたい!でも入れる?という方へ

医療保険に早く加入したいと考える場合、どのように進めればよいでしょうか。早期に加入するための保険選びや手続きの進め方、保障開始日について解説します。

医療保険に早く加入するための条件

保険料が上がる前に医療保険に加入したいと考える方も多いでしょう。医療保険に早く加入するにはどのような条件があるのでしょうか。

年齢が上がれば上がるほど医療保険の保険料は基本的には高くなります。そのためより若いうちに契約をする方が保険料という観点でいくと良いという考え方もできます。

ネットで申込できる保険を選ぶ

保険会社によって加入手続きにかかる時間は異なります。ネットの生命保険会社を利用すれば、書類の郵送が不要となり、手続きの時間を短縮できます。

申込み・告知・初回保険料支払いを同日に行う

医療保険の契約成立には、「契約申込み」「告知・診査」「第1回保険料充当金の払込み」が完了する必要があります。これらを同日に行うことで契約成立が早まります。クレジットカード払いを利用すると、その場で決済できるため、さらにスムーズです。

医療保険の契約の流れ

ネットで申し込める生命保険会社の場合、パソコンやスマホで手続きが完了します。保険料の試算から契約内容の確認、健康状態の告知、支払い方法の選択まで、20分から35分程度で完了します。

加入に必要な書類

過去2年以内の健康診断結果やお薬手帳、支払いに使用するクレジットカードや銀行口座番号を用意しておきましょう。クレジットカード払いを選択するとポイントが貯まるのでおすすめです。

責任開始日と契約日の違い

保険の契約では「責任開始日」と「契約日」を覚えておくことが重要です。「責任開始日」は保障が始まる日で、「契約申込み」「告知・診査」「第1回保険料の払込み」のいずれか遅い日となります。

「契約日」は保険会社によって異なります。確認をするようにしましょう。

医療保険で早期加入が難しい3つのケース

ネットで手続きが完了する生命保険会社でも、加入までに時間がかかる場合があります。

既往歴や健康状態に問題がある

医療保険の告知には詳細な記述が必要です。現在治療中の病気や薬の服用状況、手術や入院歴、健康診断結果なども正確に伝える必要があります。

入院・手術の予定がある

告知項目には入院や手術の予定についての質問があります。これらも正確に記入しないと、特別条件付きでの契約になる場合があります。

保険料の支払いを口座振替にしている

口座振替を選ぶと、初回保険料の振替日まで契約成立が遅れることがあります。クレジットカード払いを選ぶと契約成立が早くなります。

医療保険に早く加入する際の注意点

ネット保険は手続きがスムーズですが、重要な契約事項や申告内容を読み飛ばさないようにしましょう。

契約内容をしっかり確認する

保障内容や保険料の支払いについて、申込み前に必ず確認しましょう。

告知漏れがないか確認する

不正確な告知は「告知義務違反」となりかねません。健康診断の結果やお薬手帳を用意し、正確に入力しましょう。

保障開始日や空白期間を確認する

新しい医療保険に加入する際、旧契約を解約するタイミングに注意しましょう。新しい契約が成立するまで旧契約を解約しないようにしましょう。

書類の記入内容を間違えない

書類の記入ミスが契約成立の遅延や無効の原因となることがあります。入力内容をよく確認しましょう。

医療保険加入後にすぐに保障を受けられないケース

がん特約や3大疾病特約には免責期間がありますが、主契約である医療保険にはありません。

がん特約を付加している

がん特約には90日(3ヶ月)の免責期間があります。がん以外の保障には免責期間はありません。

3大疾病特約を付加している

3大疾病特約にはがんに対する90日(3ヶ月)の免責期間があります。

医療保険のプランニングはしっかりと

医療保険への加入を急ぐ場合、ネットの生命保険会社での加入やクレジットカード払いの選択がポイントです。しかし、保険選びや告知・記入を正確に行うことが最も重要です。急いでいるときこそ、ミスを避けるために慎重に手続きを進めましょう。

ここでは一般的な内容をご紹介しましたが、現状、さまざまな商品や柔軟な対応が増加しています。必ず専門家に相談をするようにしましょう。

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